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2018年度シンポジウム「幻の建築家たちの教え:フィールドワークと実践をつなぐもの」

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タイトル 2018年度シンポジウム「幻の建築家たちの教え:フィールドワークと実践をつなぐもの」
開催日 2019年3月6日 17時~20時30分
場所 建築会館
趣旨説明 前田昌弘(京都大学・小委員会主査)
第1部 講演
設計の視点から
原広司(建築家、東京大学名誉教授)
古谷誠章(建築家、早稲田大学教授、日本建築学会会長)
第2部 コメント
研究の視点を加えて
布野修司(滋賀県立大学名誉教授・建築計画学)
陣内秀信(法政大学名誉教授・建築史学)
パネルディスカッション 前掲4名
清水郁郎(芝浦工大・小委員会委員)
本間健太郎(東京大学・小委員会委員)
稲垣淳哉(早稲田大学・小委員会委員)
概要 時の試練を経た集落は格好の教科書、その構想者は会うことが叶わない幻の建築家――居住を取り巻く状況が急速に変化している現代においても、否、そのような現代においてこそ、フィールドに出向くとたくさんの学びがあります。しかしフィールドワークは名人芸に近く、定まった方法論はありません。そこで比較居住文化小委員会では、名人たちが何を考え実践してきたのかを広く伝えるべく、16名の濃密なインタビューと直筆のフィールドノートをまとめ、書籍「建築フィールドワークの系譜:先駆的研究室の方法論を探る」を出版しました。
本シンポジウムでは、本書で取り上げた中から4名をお呼びします。まず、世界的建築家かつ先駆的フィールドワーカーである原広司氏と古谷誠章氏の講演です。フィールドに何を求めて旅立ち、どのような調査を行ない、その成果が設計の実践にどうつながっていったのかを解説いただきます。これを受けるのは、フィールド研究のトップランナーです。布野修司氏には建築計画学の視点から、陣内秀信氏には建築史学の視点から、それぞれコメントをいだだきます。その後、比較居住文化小委員会のメンバーも加え、パネルディスカッションを行います。以上の講演と議論を通じて、フィールドワークの現代的な意義をあぶり出したいと考えています。
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