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 安全計画小委員会

 

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2018.8.23 Updated


設置目的
 本小委員会は、建築の新しい形態や使われ方、また関連技術の進歩にともなって発生する危険要因を抽出し、それに対応した建築の安全計画の考え方と計画方法を提案することによって、合理的で効果的な建築の安全性を実現することを目的とする。


■ 活動計画
 現在の建築設計においては、建築における安全の考慮は、法令を満たすこととほぼ同義と考えられており、その建物特有に考慮すべきことや、その建物のグレードに見合った安全性がどうあるべきかを議論するケースは極めて少ない。しかしながら構造設計においては、構造性能のグレードを明確化したり、法令が対象外とした性能項目にも重要なことがあることを示す手段として、「性能メニュー」を整備してきている。
 そこで本小委員会では、防火避難をはじめとした構造以外の安全性を対象として、建築設計のプロセスにおいて、設計者・建築主等の関係者間で議論すべき「建築安全のメニュー」の提案を目指す。特に大規模建築物、超高層建築物など、多数の利用者の存在する建物や、既存の法令にそのまま従うだけでは適切な安全性が必ずしも確保されないであろう建物を主な対象とする。活動の最終形としては、「どうすべき」という「指針」が見いだせることが理想であるが、「どういうことが問題となるか」をまとめ、議論すべき内容の「メニュー」を提示することを目標とする。

初年度:
主に以下の観点において、考慮すべき安全性の観点を抽出する。
・超高層建築/複合用途施設/大規模施設
・安全対策システムのあり方(冗長性、信頼性、維持管理体制など)
・避難とセキュリティのあり方
・災害弱者の安全性確保


■ 期待される成果
今まで専門家や設計者のみが個人的知見として有していた安全性の観点を、一般の設計者や建築主が参照できる形とすることができる。この成果をより広範に展開することで、設計プロセスにおける設計者・建築主間の安全性の水準の共有化や、より高い安全性を目指す契機となることも期待できる。

■委員公募(学会ホームページ参照)


安全計画シンポジウム(第1回〜23回)

01

1986.11

アトリウムはどこまで可能か 

 

02

1988.03

老人ホームの安全性はどうあるべきか  

 

03

1988.09

これからの建築とセキュリティ  

 

04

1989.03

明日の防災計画を探る

 

05

1990.06

アトリウムはどこまで可能か(2)

 

06

1992.09

高齢者・障害者の火災時の安全性を考える

 

07

1993.02

エレベーターの火災安全を考える

 

08

1993.12

超々高層ビルの安全計画を考える

 

09

1994.09

ガラスの安全性 

 

10

1995.04

スプリンクラーは正当に評価されているか 

 

11

1997.01

建築の安全性を考える-その1-
安全計画から見た集合の限界と対策

記録

12

1997.12

建築の安全性を考える-その2-
集合による火災リスクと安全設計

記録

13

1999.01

建築の安全性を考える-その3-
人の集合と混在:避難弱者の視点からみた安全計画

記録

14

2000.03

建築の安全性を考える-その4-
人にやさしい建築とは:集合と安全の視点から

記録

15

東京:2001.04
大阪:2001.04

性能から発想する建築計画 事例を通じて考える 

記録(東京)
記録(大阪)

16

2001.11

建築防災計画指針はどこへ行く

記録

17

2002.04

災害弱者のための避難安全

記録

18

2003.10

避難安全のバリアフリー計画

概要討論の詳細

19

2008.03

建築物の想定外災害に対応した安全計画のあり方
 −地震・火災に対する人命安全を中心として−

記録(要約版)
記録(詳細版)

20

2010.02

児童の日常災害に対する安全計画

 

21

2012.03

避難階段の配置と避難経路の安全計画

 

22

2014.03

超高層建築物の全館避難を再考する

 

23

2016.03

大規模競技施設の避難安全計画

 

防災規定研究WGシンポジウム

 『建築基準法防火規定の改正について1999.3.10(水)


安全計画小委員会が編集した書籍が出版されました
     事例で解く改正建築基準法・性能規定化時代の防災・安全計画
     編集)建築計画委員会・安全計画小委員会  出版社)彰国社
     本体3400円+税  2001.4発行  lSBN 4-395-00603-5 C3052


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