Update: 2004/2/16 |
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都市防災研究会 |
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主催行事 | ● 次回 都市防災研究会のお知らせ 日時:2005年2月2日(水)18:15〜 場所:GBRC大阪事務所4F会議室(谷町4丁目から徒歩数分) 大阪府の方による発表を予定しています。 |
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活動の記録 | 活動報告・議事録 |
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研究会趣旨 |
1995年の兵庫県南部地震は、それまで楽観的に信じられていたように関西の諸都市が大地震の危険を免れているのではなく、地震活動の閑散期にあっただけであることを認識させた。現在は、東南海、南海地震の再来が近いとされ、またこれらの発生時期の前後に直下型地震が活発化すると言われることから、これに備えた諸対策が各都市で練られており、また各大学等においても関連した様々な研究が行われている。 都市域大地震対策に関する課題は、被災者の救出・救急、消火・延焼防止、住民避難など緊急対応、被災家屋・市街地再建等の復旧・復興対策、事前の防火・防災都市計画等多岐に亘る。 また、別の視点として、特に戦後強力に推進されてきた都市の不燃化が、急激な都市集中と相俟って我が国古来の美しい景観や伝統的町並みを破壊し、都市環境を悪化させて来たことに対する危惧の声も年々高まっている。我が国の木造建築物は、その建築技術や芸術性において諸外国の追随を許さない高度なものであるが、有数の地震国である我が国で将来に亘ってこれを継承・発展させうるか否かについては大きな不安がある。 特に関西地区の多くの都市は、乱雑な都市化による地震脆弱性の深化や歴史的・文化的遺産の保護に関して多くの問題を抱えていると考えられる。建築学会は、これらの課題に対する関係者を結集する上で最も適切な学会と考えられるが、現在までのところ、近畿支部には関係者が互いに情報や意見を交流するために相応しい場が提供されているとは言えない。 上記のような事情を鑑みれば、都市の美しい景観や好ましい生活環境との調和を図りながら近い将来発生が予想される大地震による人的、物的、文化的損害を最小限に止めるための防災対策のあり方を幅広い見地から検討することは極めて重要と考えられる。よって、関西地区における防災や都市計画に関係する研究者、行政担当者、実務者等の間の情報および意見交流のためのフォーラムとしての都市防災研究会の設立を提唱するものである。 |
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参加者一覧 | |
座 長 | 田中 哮義 京都大学防災研究所 |
幹 事 |
北後 明彦 神戸大学都市安全研究センター |
参加者 |
[五十音順] |
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連絡先 |
近畿支部事務局 または 北後(hokugoxx@kobe-u.ac.jp) (xxは、迷惑メール対策用で不要です。) |
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