■開催主旨

建築基準法の性能規定化以後、設計に火災性状予測計算が使われることが多くなってきました。
本セミナーでは、基準法改正以前も含めて実際にどのような火災性状計算が用いられているのかを防災設計実務に関わっている委員が実例を交えてご紹介し、次いで防災計画部会でまとめた「関数電卓による火災性状予測計算」（本年７月出版）の内容を報告します。
また、これらを踏まえて、設計実務で用いられる火災性状予測計算法の問題点および今後のあり方を討論します。

■セミナープログラム

＜主催＞日本建築学会近畿支部 防災計画部会

日時   ２００１年１０月１８日（木） １３：００〜１７：００  

会場   ＴＳビル ５階ホール （地下鉄谷町四丁目駅�C番出口より北西へ徒歩３分） ⇒案内図

【プログラム】

司会： 田中 哮義 （京都大学）

１） 主旨説明

田中 哮義 （前掲）

２） 防災性能設計と火災性状予測

久次米 真美子 （日建設計）

３） 火災性状予測計算を用いた火災安全検証

吉田 俊之 （神戸大学／明野設備研究所）

４） 関数電卓による火災性状予測計算方法

     燃焼、火炎高さ、火災プリューム

中道 明子 （日本建築総合試験所）

     開口流量、熱移動、盛期区画火災

吉田 俊之 （前掲）

     開口からの噴出熱気流、煙制御

角谷 三夫 （奥村組）

     避難計算

清水 芳樹 （鴻池組）

５） 討  論

■参加のお申込み

参加費
無料
報告書「関数電卓による火災性状予測計算」をご購入済みの方はご持参下さい。
なお、当日会場でも販売しております。（１部２,０００円）

定 員
７０名（先着順）

申込方法
氏名、勤務先、連絡先（TEL・FAX・E-mailなど）を明記の上、E-mailまたはFAXにて下記までお申し込み下さい。

申込・問合せ 
日本建築学会近畿支部事務局
TEL   06-6443-0538
FAX   06-6443-3144
E-mail    aij-kinki@mri.biglobe.ne.jp