期限付き建築物設計法小委員会 | |
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期限付き建築物とは、仮設建築物と恒久建築物の間にある仕切りを取り払い、両者を統一する設計思想上の概念で、一定の使用期間及び使用条件を設定して使用する建築物である。期限付き建築物は特別な建築物ではなく、本来、恒久建築物も期限を想定し、建築物の計画から期限満了後までを考慮するものと考えている。2013年4月刊行の「期限付き建築物設計指針」では、この考えに基づき、持続可能な社会の構築に向けた新たな設計思想について紹介し、新しい価値観を提示している。
当小委員会の前身の小委員会では、1992年に期限付き建築物を提唱して以降、期限付き建築物について計画から期限満了後までを考慮して検討を重ね、以下の図書を刊行してきた。
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委員会の目的 | 本委員会の目的や活動方針について紹介しています。 |
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今後の活動予定 |
期限付き建築物の具現化に向けて、前身の小委員会での検討重点テーマ(適用設計ルートを分ける建物規模・設計荷重再現期間の決定係数・相応しい仕様規定)を踏まえ、設計法をより充実させ、既刊の「期限付建築物設計指針(2013)」の改訂版を作成する。
期限付き建築物設計指針は、世界に先駆けた内容であることから英語版を公表する。 |
これまでの業績 |
2005年度から2008年度まで活動した期限付き建築物リユース小委員会の成果として、「
建築部材のリユースマニュアル・同解説」を新刊発行しました。 2009年度から2012年度まで活動した期限付き建築物小委員会の成果として、「 期限付き建築物設計指針」を新刊発行しました。 2013年度から2016年度まで活動した期限付き建築物構造性能小委員会の成果として、 「期限付き建築物のメリットを活かした構造設計法の具現化」と題したパネルディスカッションを2016年に開催し、一般会員へ公表し、意見交換を実施しました。 2019年度大会(北陸)において、前身の小委員会の成果を踏まえ、既刊の「期限付建築物設計指針(2013)」の改訂版を意識したパネルディスカッションを行いました。 タイトル:期限付き建築物のメリットを活かした構造設計法の提案 日 時:2019年9月3日(火)9:45〜 |
活動状況 | |
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