目次
1章 建築鉄骨の溶接
1.1 はじめに
1.2 鋼構造における溶接の発展
1.2.1 溶接の普及
1.2.2 溶接の発展
1.2.3 品質確保への取組み
1.3 地震被害の教訓
1.3.1 溶接施工の不良による溶接部の破断
1.3.2 柱梁接合部の脆性破断
1.4 実建物の載荷実験例による接合部と骨組の性能
1.4.1 対象建物と実験方法
1.4.2 実験結果と溶接部の挙動
2章 設計・施工の流れ
2.1 はじめに
2.2 設計
2.2.1 概要
2.2.2 準拠規準類および技術者の資格
2.3 現場施工
2.3.1 概要
2.3.2 準拠規準類および資格
2.4 鉄骨製作工場
2.4.1 概要
2.4.2 準拠規準類および資格
2.5 検査
2.6 主な資格の内容
3章 溶接の基本
3.1 溶接部の要求性能
3.2 継手形式と溶接の種類
3.2.1 溶接継目と耐力算定式
3.2.2 溶接継手
3.2.3 溶接記号
3.3 標準的な溶接詳細
3.3.1 溶接と継手の種類
3.3.2 標準的な柱梁接合部の溶接詳細
3.4 溶接方法
3.4.1 溶接の基本知識
3.4.2 被覆アーク溶接
3.4.3 ガスシールドアーク溶接
3.4.4 サブマージアーク溶接
3.4.5 エレクトロスラグ溶接
4章 溶接接合のつくり込み
4.1 溶接継手の性能に関わる要因
4.2 材料選定の要点
4.2.1 鋼材の選定
4.2.2 溶接材料の選定
4.3 溶接施工の要点
4.3.1 溶接作業
4.3.2 溶接欠陥と不具合発生防止
4.3.3 めっきを施工する鉄骨製品の溶接
4.3.4 精度の確保
4.4 品質管理の留意点
4.4.1 溶接前検査
4.4.2 溶接中検査
4.4.3 溶接後検査
5章 柱梁接合部
5.1 概説
5.2 設計の要点
5.2.1 梁端溶接接合部の最大曲げ耐力
5.2.2 柱梁接合部パネルのせん断補強
5.2.3 ダイアフラムの板厚
5.3 施工の要点
5.3.1 梁端に設けられるスカラップ
5.3.2 梁端の完全溶込み溶接
5.3.3 角形鋼管と通しダイアフラムの完全溶込み溶接
5.3.4 梁ウェブの柱フランジへの隅肉溶接
5.4 検査上の留意点
5.4.1 外観検査
5.4.2 超音波探傷検査
5.5 各種柱梁接合部
5.5.1 標準的な角形鋼管の接合部
5.5.2 梁段違い形式接合部
5.5.3 梁偏心形式接合部
5.5.4 テーパー管形式接合部
5.5.5 その他の接合部
6章 プレース接合部
6.1 概説
6.2 設計の要点
6.3 検査上の留意点
6.4 各種ブレース接合部
6.4.1 H形鋼ブレースのガセットプレート乗換え形式
6.4.2 H形鋼ブレースの直接接合形式
6.4.3 H形鋼弱軸曲げ方向ブレース
6.4.4 鋼管ブレースの割込みプレート形式
6.4.5 鋼管ブレースのエンドプレート形式
6.4.6 ブレースと柱脚の取合い
6.4.7 ブレースと梁の中間の取合い
付 録
付1 角形鋼管柱梁接合部における接合部係数の例
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