鉄筋コンクリート組積造構造設計・計算規準原案検討WG |
WGの目的 |
設置目的
鉄筋コンクリート組積造は、昭和58年度〜62年度に実施された日米共同大型耐震実験研究
により開発された構工法である。平成16(2004)年12月1日付けにて告示化(平16国土交通省
告示第46号)されている。本構造は、本会より刊行している「壁式構造関係設計規準集(メ
ーソンリー編)」に記載の型枠コンクリートブロック造と同様の構造形式であるが、型枠コ
ンクリートブロック造は2000年の建築基準法の改正に伴い、建設省建築指導課長通達が廃止
されたことにより、法的な効力が失われている。また、本会「建築工事標準仕様書 JASS 7
組積工事」においては、「型枠コンクリートブロック造工事」が削除され、「鉄筋コンクリ
ート組積造工事」と改定されている。
壁式構造運営委員会においては、上記の状況に鑑みて現行の「型枠ブロック造設計規準およ
び中層型枠コンクリートブロック造設計規準」を廃止し、新たに「鉄筋コンクリート組積造構
造設計・計算規準」を作成することとしている。本WGにおいては、その本文原案を検討する
ことを目的とし、必要なデータ(解析および実験研究論文など)を併せて収集・検討する。
委員会の位置付け
活動計画
初年度:規準本文の検討と,内容の精査
鉄筋コンクリート組積造に関する新しい知見の収集
2年度:規準本文の検討と編集
鉄筋コンクリート組積造に関する新しい知見の収集
期待される成果
|
|
日本建築学会>常置研究委員会組織>壁式構造運営委員会
>鉄筋コンクリート組積造構造設計・計算規準原案検討WG
|