既存メーソンリー構造耐震診断・改修検討小委員会 |
小委員会の目的 |
設置目的
現在多数存在する既存の各種メーソンリー構造(補強コンクリートブロック造、型枠コン
クリートブロック造、れんが造等)建築物の耐震性について、防災上の観点から、広く内外
にわたり資料を収集検討し、それら構造の耐震診断に関する指針を作成提案するとともに耐
震改修に関する技術を整理考察することを目的とする。
委員会の位置付け
国内外に多数存在する既存各種メーソンリー構造(補強コンクリートブロック造、型枠コ
ンクリートブロック造、れんが造等)建築物は、建設以来年数を経ており、建設当時の設計
規準等は現在の耐震基準に対して必ずしも適切とはいえないものも存在する。それら構造の
耐震性診断の手法および改修方法を検討しそれらの手法に関する技術指針を確立することは
防災上の観点から急務である。
この小委員会においては、既存メーソンリー構造の耐震性に関する資料を収集・点検し、
耐震診断・耐震改修に関する方法を指針としてまとめ提案するとともに耐震改修技術を整理
考察する。
活動計画
2009年度:既存の各種メーソンリー構造の設計法、実験データ、既往の内外の地震被害、改修
法等に関する資料収集。
2010年度:既存各種メーソンリー構造の耐震診断法・耐震改修法の検討。
2011年度:既存各種メーソンリー構造の耐震診断に関する指針案の骨子の作成および耐震改修
技術の整理考察。
2012年度:既存各種メーソンリー構造の耐震性診断に関する指針(耐震改修技術のState of
the arts を含む)案の作成。
期待される成果
既存各種メーソンリー構造の耐震診断に関する指針案の作成と、それに基づいて、最終年度
の年次大会においてパネルディスカッションを開催して会員への周知と意見を聴取する機会を
企画する。
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