既存メーソンリー構造耐震診断・改修検討小委員会
阪神大震災に耐えたれんが造  メーソンリー構造とは、れんが造、石造、コンクリートブロック造など、建築用のユニット素材を積み上げて造る古来からの建築工法で、「組積造」ともいわれる。わが国は地震多発地帯であるので、単純に積み上げるのみでなく、壁体に鉄筋等を挿入して補強する工法が多い。
  第二次大戦後に大量に普及した補強コンクリートブロック造もその一種であり、建築統計によれば過去に建設されたその構造の戸数は80万戸に及ぶ。その他、明治期に建設されたれんが造なども多数現存している。これらはいずれも老朽化しつつあり、それらに対する耐震診断や改修の指針が要望されている。

 


                                                 [阪神大震災に耐えたれんが造]

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◆ダウンロード
各種メーソンリー構造設計ノート2009(PDF)
2007年 能登半島地震 コンクリートブロック塀等被害調査報告(PDF)
特定行政庁に対するブロック塀の防災に関するアンケート調査報告(PDF)
主査 菊池 健児

メーソンリー構造の一種であるコンクリートブロック塀や石塀等は、地震の都度倒壊して防災上問題となっている。これの耐震診断手法等を解説する指針を編集するため、特別にWGを設置する。
 
 
コンクリートブロック塀等の耐震診断および耐震改修検討WG
 

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