***農村計画システム小委員会***


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 里山・里地の荒廃と再生に関するシンポジウム

 −都市近郊農林地の再生に向けた胎動と計画システム転換の課題−

 主催:日本建築学会農村計画システム小委員会千葉大学房総研究会
  後援:千葉大学房総研究会、里山シンポジウム実行委員会、
NPO千葉まちづくりサポートセンター

 
主旨
 近年都市近郊部の里山・里地地域においては、農林業の衰退により、相対的に使用価値が低下した農林地に耕作放棄や産廃の堆積等の問題が起きている。これは都市側の投機的な土地取得や資材置き場・産廃等の需要とこれに対応していない土地利用規制が引き起こしている問題だとも言える。本シンポジウムではこうした里山・里地地域の荒廃の現状を見るとともに、土地利用規制上の課題を整理し、これらの再生に向けた事例を取り上げたい。すなわち、新たな農林地の需要を提起することが重要であり、これにより土地利用規制を変革していく動機付けとすることが必要であると考えたのである。


 
日時:3月4日(土)
  場所:千葉大学西千葉キャンパス けやき会館第三会議室

   開会挨拶 13:00 中島熙八郎  熊本県立大学教授(日本建築学会農村計画システム小委員会主査)
   司会および趣旨説明 齋藤雪彦 千葉大学 助教授

   講演(13:15〜16:15)
    1.里山の荒廃と産廃
       藤原寿和    残土・産廃ネットワーク千葉 代表
    2.里山を未来に引き継ぐために −千葉県の里山の現状と里山条例−
      土屋勝夫    千葉県農林水産部 緑化推進室長
    3.里山の再生に向けた展望
      中村俊彦    千葉県立中央博物館 副館長
(休憩)
    4.尼崎市における農的環境を生かしたまちづくり
    山崎寿一   神戸大学 助教授

    5.市街化区域における農地の市民的利用
    
宮里明日香  東京工業大学 博士課程
(休憩)
   総合討論(16:30〜17:00)

   まとめと展望(17:00〜17:15)木下勇 千葉大学 教授



02年度:既存の枠組みにとらわれない、都市域を包含した農村計画システム構築に向けた基礎的研究
03年度:ダウンサイジング期における農都共生システムの計画手法に関する研究

委員構成
主査:中島熙八郎(熊本県立大)
委員:地井昭夫(広島大)
   石丸紀興(広島国際大)
   菊池朋成(九州大)
   三橋伸夫(宇都宮大)
   山崎寿一(神戸大)
   楠本侑司(農村開発企画委員会)
   木下 勇(千葉大)
   神吉紀世子(和歌山大)
   齋藤雪彦(東京農工大)
   内平隆之(神戸大学)
   宮里明日香(熊本県立大学)

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