2015年度日本建築学会東北支部
総会付随行事 シンポジウムのご案内


  



【CPD2単位】
 シンポジウム「場所によって異なる地震時の揺れ〜都市・建築の地震対策へのインパクト〜
 

 <開催趣旨> 
  東日本大震災では津波だけでなく地震による振動被害も多く生じた。例えば丘陵地の大規模造成宅地の崩壊,軟弱地盤での杭や上部構造の損傷,地盤-建物連成系の共振応答による被害,盆地内の長周期長時間地震動による免震デバイスの損傷など,単に上部構造だけでなく入力地震動の相違が被害に大きく影響すること,地震動と建物双方の振動特性の関係が重要であることが再確認された。同時に,近年は被害額や地震後の使用継続性の観点から,躯体だけでなく非構造部材や設備の被害についても注目されているが,建物の立地条件や設備の設置階で被害が異なることが報告されている。本シンポジウムは,上記のような場所によって異なる地震時の揺れが建築構造物の振動被害に与える影響について,観測や被害事例に基づいて紹介し,今後の都市や建築の地震対策へどう反映させるかを論じるものである。
 
 <主催> 日本建築学会東北支部
 <日時> 平成27年5月23日(土)13:30-15:30
 <場所> せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
 <対象> 支部所属学会員および市民(入場無料)
 <申し込み>こちらより事前申し込み(WEB受付)をお願いいたします。
       FAXでの申し込みも受け付けいたします。FAXの場合は氏名と所属をご記入の上
       FAX番号 022-265-3405 までお願いいたします。
 
 <プログラム>
 司会 有川 智 (常議員)
 1.開会の挨拶(5分)              源栄正人(支部長)
 2.講演(24分×5題):
  1)場所による地震動の相違と被害分布        大野  晋(東北大)
  2)地盤(切盛含む)と基礎・宅地被害        三辻和弥(山形大)
  3)地震動特性と耐震建物(躯体)の応答       源栄正人(東北大)
  4)地震動特性と免制振建物の応答          薛 松濤(東北工大)
  5)建物の立地や階数と非構造・設備被害       本間  誠(東北大)
 3.閉会の挨拶(5分)            木村祥裕(構造部会長)  


 <問い合わせ先>
    一般社団法人 日本建築学会東北支部事務局
   TEL 022-265-3404 FAX 022-265-3405
   E-mai:aij-tohoku@mth.biglobe.ne.jp






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     2013年5月

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