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成浩源 Haoyuan CHENG

目次

➊ 所属

  1. 株式会社 文化財保存計画協会
  2. 日本大学大学院 生産工学研究科 建築工学専攻 博士後期課程

➋ 研究テーマ

北京旧城の歴史的街区の変容とその居住環境整備に関する研究

➌ キーワード

北京/居住政策/歴史的街区の変容/居住環境整備/都市開発

➍ 研究背景・目的

中国の全国各都市においてこの間既成市街地の再開発が進められてきているが、 その大きな要因となっているのは、農村や地方都市からの人口流入による居住環境の大きな変化である。 北京では、21世紀初頭から2008年のオリンピック開催に向けて、旧城内の再開発が加速され、 大規模な高層商品住宅(=分譲住宅)、オフィスビル、ショッピングモールなどが建設されてきた。 急激な再開発事業による旧城内の歴史のある胡同(=路地)の取り壊しや強制的な住民移転に対する住民の反対運動が大きな問題となってきた。

【写真1・2 北京市西城区の平屋住宅群(左)・高層ビル群(右):成】

この研究は、「都市組織」研究の一環として、21世紀初頭から急激に変容してきた北京旧城の歴史的街区の変容と現状を明らかにし、 リノベーションの可能性など歴史的街区の居住環境整備の今後の指針を得ることを大きな目的としている。

論文

  1. 成浩源: 北京における大雑院の形成過程とその再開発の実態に関する研究, 全国修士設計展・論文展・プロジェクト展・特別対談・特別企画, トウキョウ建築コレクション2017実行委員会編, 建築資料研究社, pp. 232-241
  2. 成浩源, 川井操, J. R. ヒメネス・ベルデホ, 布野修司, 広田直行: 宣西北地区(北京外城)の棚戸区の居住環境整備に関する考察, 日本建築学会計画系論文集, Vol. 85, No. 773, pp. 1397-1405, 2020. 7