居住性能評価指針の将来的な改定の方向性に関する議論の中で、これまでに、「評価指針」と「性能指針」の2本立てとすることなどについて合意を得ている。
2010年度:
最新知見の整理.将来的な改定の方向性に関して議論した。
2011年度:
・前年度までの議論に基づき、次期改訂時の指針の枠組みについて議論した。
・2004年指針改訂以降の関連する研究動向を調査,整理し、新たに指針に盛り込むべき事項について議論した。
2012年度:
最新の知見を収集・整理する。それに基づき、特に「評価指針」のまとめ方について議論を深め、指針のおおよその構成について検討を行った。
2013年度(過年度活動を含む成果):
1991年に初版,2004年に改定版を出版した「建築物の振動に関する居住性能評価指針同解説」の見直し作業を行い,「評価指針」と「設計指針」を区別して検討することを決定した前身のWGの成果を受け,本WGでは「評価指針」に関する検討を行った.最新のものを含む既往の知見に基づき,振動とそれに対する人間の感覚,評価との普遍的な関係を示す評価指針の策定を目指して作業を進め,振幅の時間変化や振動の継続時など,時間の影響を考慮した評価法の提案など,一定の成果が得られた。
第32回環境振動シンポジウム(2014年1月開催予定)において,WGの活動経過,成果を報告した。
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