更新日: 02-Apr-2014

  
(社)日本建築学会 環境工学委員会 環境振動運営委員会
   居住性能評価指針検討WG(2012年度,2013年度)
    (Working Group on Reevaluation of Guidelines on Environmental Vibration
)
 →2014年度:居住性能評価指針改定小委員会, 性能評価法検討WGへ移行
 

設置目的,各年度活動計画
1991年に初版,2004年に改定版を出版した「建築物の振動に関する居住性能評価指針同解説」の見直し作業を開始する。指針は初版,改訂版ともに設計実務で広く参照されているが,性能設計に準じる形で,設計者の判断に多くを委ねているため,実務における具体的な拠り所も合わせて記述してほしいという意見も少なくない。このような意見に基づき指針を再評価する目的でWGを設置する。

各年度活動計画:
・2004年に改訂した居住性能評価指針の利用者の反応および意見を聴取し整理する。
・指針利用の立場から現在の指針の多角的な評価を行い、次期改訂時に考慮すべき問題点を明らかにする。
・2004年指針改訂以降の関連する研究動向を調査,整理し、新たに指針に盛り込むことができる事項を明らかにする。
2015年頃の改定を目指している。

2012年度:最新知見の整理.改定案の骨子について議論.
2013年度:改定案の検討.
これまでの具体的成果

居住性能評価指針の将来的な改定の方向性に関する議論の中で、これまでに、「評価指針」と「性能指針」の2本立てとすることなどについて合意を得ている。

2010年度
最新知見の整理.将来的な改定の方向性に関して議論した。
2011年度
・前年度までの議論に基づき、次期改訂時の指針の枠組みについて議論した。
・2004年指針改訂以降の関連する研究動向を調査,整理し、新たに指針に盛り込むべき事項について議論した。
2012年度
最新の知見を収集・整理する。それに基づき、特に「評価指針」のまとめ方について議論を深め、指針のおおよその構成について検討を行った。

2013年度(過年度活動を含む成果)
1991年に初版,2004年に改定版を出版した「建築物の振動に関する居住性能評価指針同解説」の見直し作業を行い,「評価指針」と「設計指針」を区別して検討することを決定した前身のWGの成果を受け,本WGでは「評価指針」に関する検討を行った.最新のものを含む既往の知見に基づき,振動とそれに対する人間の感覚,評価との普遍的な関係を示す評価指針の策定を目指して作業を進め,振幅の時間変化や振動の継続時など,時間の影響を考慮した評価法の提案など,一定の成果が得られた。
第32回環境振動シンポジウム(2014年1月開催予定)において,WGの活動経過,成果を報告した。


2014年度活動計画
居住性能評価指針改定小委員会, 性能評価法検討WGの設置

    
委員(13名:2014.04.02現在)
  
氏 名
所 属
主査
   松本泰尚
 埼玉大学
幹事
   新藤 智
 法政大学
委員
   安藤 啓
 鹿島建設(株)
委員
   石川孝重
 日本女子大学
委員
   石田理永
 (株)建設環境研究所
委員
   井上竜太
 竹中工務店
委員
   国松 直
 (独)産業技術総合研究所
委員
   志村正幸
 (株)建設環境研究所
委員
   鈴木雅博
 鹿島建設(株)
委員
   冨田隆太
 日本大学
委員
   野口憲一
 大成建設(株)
委員
   濱本卓司
 東京都市大学
委員
   久木章江
 文化学園大学
委員
   横山 裕
 東京工業大学

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