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introduction
directions
Benchmark Problems
Papers
 
-設置目的-
近年、有限要素法、境界要素法、差分法といった数値計算手法が音環境予測の分野においても広く活用され、様々な新関連技術も開発されつつある。 しかしながら、実務者にとっては手法選択の一般的な指針が整理されておらず、利用上の混乱を招きかねない状況にある。 また、研究者にとっては手法開発の細分化が進む一方で、手法間の精度・効率に関する相互比較が容易に行えないといった研究開発上の非効率が生じている。 こうした背景を鑑み、本WGでは音環境予測の応用的な観点からベンチマーク問題郡を設定し各手法による解析結果を相互比較可能なデータとして収集する。さらには、活動内容をWWW上に公開し、新種のベンチマーク問題や最新の解析結果が投稿可能な自立更新型データベースを創設する.

English
-運営内容-
種々の音響数値解析手法の精度と効率の相互比較を行うため、ベンチマーク問題を設定する。解析結果の比較を容易に行えるよう、解析結果の投稿フォームについても提供する。 ベンチマーク問題の解析結果は、各問題毎に定めれた書式で投稿をお願いします。

 
 
-ベンチマーク問題-
「外部問題」,「内部問題」,「連成問題」の3つのカテゴリに分類している。さらに各カテゴリは、2つのタイプ-
: 単純な形状の基本問題
: 複雑な形状の応用問題
-に分けられている。各々時間領域と周波数領域を対象とする。
 

category
type
index
domain
object
note
A. 外部問題 0. 基本問題
A0-1F
周波数領域 vibrating cube radiation
A0-2F
周波数領域 cube radiation
A0-2T
時間領域
A0-3F
周波数領域 sphere with a point source scattering
A0-3T
時間領域
A0-4F
周波数領域 sphere scattering
A0-4T
時間領域
A0-5F
周波数領域 flat panel diffraction
A0-5T
時間領域
1. 応用問題
A1-1F
周波数領域 loudspeaker radiation
A1-1T
時間領域
A1-2F
周波数領域 diffuser scattering
A1-2T
時間領域
A1-3F
周波数領域 rigid simple barrier diffraction
A1-3T
時間領域
A1-4F
周波数領域 rigid barrier with cylindrical edge diffraction
A1-4T
時間領域
A1-5F
周波数領域 Absorptive barrier with cylindrical edge diffraction
A1-5T
時間領域
B. 内部問題 0. 基本問題
B0-1F
周波数領域 rigid cubic cavity scattering
B0-1T
時間領域
B0-2F
周波数領域 absorptive cubic cavity scattering
B0-2T
時間領域
1. 応用問題
B1-1F
周波数領域 auditrium scattering
B1-1T
時間領域
B1-2F
周波数領域 auditrium with seats scattering
B1-2T
時間領域
B1-3F
周波数領域 reverberation room scattering
B1-3T
時間領域
B1-4F
周波数領域 rectangular room with simple sound absorbing material scattering
B1-4T
時間領域
B1-5F
周波数領域 rectangular room with complicated sound absorbing material scattering
B1-5T
時間領域
B1-6F
周波数領域 convention hall with seats scattering
B1-6T
時間領域
C. 連成問題 0. 基本問題
C0-1F
周波数領域 plate in baffle insulation
1. 応用問題
C1-1F
周波数領域 plate in room radiation
C1-2F
周波数領域 plate between rooms insulation