住宅小委員会は、建築計画、設計実務、住生活等の観点から、住宅・住宅地のあり

方を幅広く検討することを目的としています。平成1999年までは集合住宅小委員会とし

て活動してきましたが、一戸建住宅や伝統的集落の研究活動が増えていることから、

同年に住宅小委員会に衣替えしたものです。

 活動内容としては、@様々な実践例や研究成果の情報交換・評価を行うことを通し

て、この分野の学会活動の質を高めることを基礎としつつ、Aその時々の懸案につい

て委員会として検討を進め、その成果をシンポジウムや書籍を通じて発表していま

す。多くの会員が関わる分野であるため、小委員会の下に、組織図に示す5つのWG

を設けています。


 ところで、近年の課題は、新築からストック重視への転換、住宅政策における公団

公庫の改革、住宅のマーケティングの重視等に代表されるように、従来の建築計画の

枠では捉えきれない課題が多くなっています。そこで、当委員会では、生活から住空

間を考えるという基本を大切にしつつ積極的に門戸を広げ、事業企画・維持管理・都

市計画・住居学・社会学等の各分野との交流を通して、住宅について幅広く検討する

ことを目指しています。

                                         小林秀樹 

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