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研究成果

研究テーマ「事前不確定性に基づく価値管理モデル構築を目指す動的な建築企画実務プロセスの体系化」

科学研究費 基盤研究C 平成24年度~平成26年度 研究代表者:木多彩子

研究目的(概要)

近年の建築事業の難しさの1つは、社会情勢の目まぐるしい変化の中で事業を破綻させることなく遂行し、加えて建築の長寿命化に対応した長期的・継続的な意思決定プロセスを構築することにある。すなわち事前不確定性を前提とした、長期的な建築の価値管理が重要であり急務である。本研究では実務プロセスにおける具体的議論として、関係者が建築事業遂行にあたり①不動産価値のみならず広義の建築の価値をどのように捉えているのか、②連続的に複雑に変化していく条件に対応する解答をいかに生み出しているか、の2点を検討する。そして知見をもとに、各事業をとりまく背景および動向と課題を整理し、新たな枠組みを与えることにより体系化を行う。

研究計画

「事前不確定性に基づく価値管理モデル構築を目指す動的な建築企画実務プロセスの体系化」研究計画書