ドームハウスを作って泊まる 講師 木原隆明 (2001/11/23)
段ボールランド 講師 及部克人 (1999/11/13)
段ボールハウス 講師 米倉雅真 (1999/6/26)
木と遊ぼう 講師 巽登志夫 (2000/3/11)
段ボールランド
だるまさんがころんだ。 段ボール超高層ビル人間になろう。 段ボール箱を組み合わせて超高層ビルディングづくり。 超高層ビルディングを着て街に出て遊ぼう。 だるまさんがころんだで遊ぼう。
『段ボールランド−だるまさんがころんだ−』によせて
 子どもたちが、まちのなかで遊ぶ姿を見かけることはなくなったといわれています。

 子どもたちは都市の高層ビルをどのようにイメージしているでしょうか。この講座では、親子が協力して、着ることのできる段ボールによる超高層ビルを段ボールでつくり、自由に彩色して遊ぶことをテーマとしました。

 参加した親子は、ゆっくりとした時間のなかで、互いの顔を描いたり、ゲームをして遊びました。互いに親しい関係をつくることは、一緒にデザインをしたり工作をする準備として大切なことです。子どもは、よその父親や母親とチームを組んでつくることにしました。

 子どもは、デザイナーです。大人は、子どもの指示にしたがってつくる工事人となります。子どもは、模造紙に超高層の設計図をクレパスでのびのびと描きます。子どもたちは、超高層の窓に人の顔をはめ込めこみ、建物の壁に大きな樹木を描き、自分の名前を大きく描きこみます。あるいは首を屋上からつきだして、みんなで『だるまさんがころんだ』をして遊びました。

 普段都会の真ん中のマンションなどに住み、屋外は見知らぬ人たちばかりで自由に遊ぶことができないから参加したのだという親子がいました。都市に子どもが安心して遊ぶ場所をつくることが求められています。そのために最も大切なことは、地域のなかの人と人との関係づくりこそが大切なのではないでしょうか。このワークショップでは、『親と子の都市と建築』に対するイメージのやさしさに学ぶことが大切なのだと気づかされました。
         
2000年4月7日 およべかつひと
【プログラム】
11月13日(土)
● 午前10時
コミニケーションワークショップ
 ・大きな輪
 ・困った輪
 ・早並び−髪の毛/手の大きさ/家からここまでの時間/声の大きさ
 ・かたちづくり−花瓶に花/雨と傘/オートバイ
 ・対面似顔描き−
●昼食
屋上から新宿超高層を展望する
段ボールで、超高層ビルディングをつくる
●午後4時解散
11月27日(土)
●午前10時
段ボールで、超高層ビルをつくる
ポスターカラーで超高層ビルを描く
●昼食
段ボール超高層人間は、だるまさんがころんだで遊ぶのだ
参加者の感想をポストイットに書く/記念撮影
●午後2時解散
■材料=段ボール/ガムテープ/ビニールテープ/ポスターカラー/筆/画用紙
■ファシリテータ−=及部克人、前田明子、高田雄一郎、山崎雅子、阿部恵子、坂木浩子、村本浩二
■企画協力=武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科研究室 及部克人教授