耐風設計資料小委員会
小委員会の目的
 2015 年2 月に刊行された「建築物荷重指針・同解説」のうち,風荷重に関する解説および設計例を充実させるため,「建築物荷重指針を活かす設計資料2―建築物の風応答・風荷重評価/CFD 適用ガイド―」を刊行し,講習会を実施する。また,「建築物荷重指針」本文の英文化ともに,風荷重算定部分のソフト化を行う。今後の風荷重評価でCFD が多用されることを踏まえ,その特徴を明確化する。
 耐風設計資料小委員会では,建築物の耐風設計,風荷重評価,耐風性能評価を対象として建築物荷重指針の改訂を行う。耐風性能評価においては飛来物による外装材の耐衝撃性能,設計風速や風荷重評価におけるCFDの利用など,新たな課題にも取り組む。
【初年度】「建築物荷重指針を活かす設計資料2」の刊行および講習会の実施「建築物荷重指針」の本文英文化および風荷重算定部分のソフト化。
【2年度】次回の荷重指針改定に向けた活動方針の検討2015 年の荷重指針において,CFD の適用が認められたことに伴い,CFD 適用ガイドの課題の明確化と新しいCFD 耐風設計法における考え方の検討
 荷重指針を改訂することで,より合理的な風荷重評価と耐風設計を可能にする。荷重指針完成後には,それをテキストとして講習会を実施することによって普及を図る。 
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