当資料群は伊東自身による日記,書簡,古写真などから構成され、総資料数8969点からなる。平成8年に遺族の伊東知恵子氏より寄贈された。本学会への寄贈以前から遺族による整理作業が進められ、資料の形態や関係地域別に大分され、更に年代や関係者ごとに細分されている。その後洋書や青焼き図面などが追加され、現在は11の大分と96の細分によって資料群が構成されている。
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当資料は、日本近代を代表する建築家の一人である山田守(1894-1966)に関する資料群で、2005年10月に次男の山田達郎氏より寄贈された。資料の内容は、戦前の代表作である東京中央電信局(1925)の図面や解体時(1969)の調査資料、鶴見邸(1931、1937)の図面などで、資料点数は175点である。
作業中
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当資料は、大正時代の著名な建築家・構造家である後藤慶二(1883-1919)に関する資料群で、平成20(2008)年に孫の後藤牧人氏より寄贈された。後藤の死後に遺児である後藤一雄氏(1913-1996、後に東京工業大学教授、専門は建築構造)に託され、後藤家に伝えられてきたものを、科学研究費の助成を受けて東京工業大学藤岡研究室が整理し、資料点数が7,434点であることを確認した。資料の内容は、後藤の設計作品である豊多摩監獄(1915)や東京区裁判所(1919)などの図面や写真、朝鮮半島古墳調査の際のスケッチ、『建築雑誌』の表紙図案、構造学に関する資料など、多様な資料で構成されている。ひとりの建築家に関する包括的な資料で、後藤が構造家としても優秀であったことをうかがわせる資料や、構造学の発達の過程がうかがえる資料、建築学会の歴史に関係する資料が含まれるのが特徴である。
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