キャンパス・リビングラボ・デザイン小委員会
設立主旨


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 未曾有の災害(感染症の蔓延)など大きく社会変容がおきる中で、都市に本来求められる空間の意味や質、それを計画し実現するためのプロセスも含めて、根本的な熟考が求められている。
 その様な中、これまでの小委員会活動でキャンパスで明らかにしたリビングラボ※による持続的な空間形成・発展メカニズムや共用空間を重視したデザインの方法論が、 現在の都市にこそ必要不可欠かつ重要な要素であるという研究的着眼点を共有するに至った。
 キャンパスが都市の実験場であるという役割をより明確にし、新たな都市生活に必要な空間づくりの方法論を、都市に対し実践的に提案することを設置目的とする。 それは、都市が本来持っていた共用空間としての価値をキャンパスの側から再発見し、都市に還元(逆再生)していくことにつながる。

※リビングラボとは「生きた実験室」と直訳できるが、実験的・構築的プロセスを含む大学と都市の相互作用の場と定義でき、参加型・異分野・産学連携を含む都市デザインのプラットフォームとして捉えられる。


 本小委員会は、このような活発な研究活動と蓄積されつつある知見を生かし、リビングラボによるデザイン提案プログラムにより、 キャンパスで実証された空間計画の方法論が都市空間に適用可能かつ必要不可欠なものであることを明らかにすることを目指す。
 この成果は、都市生活の活動変容による喫緊の課題となっている都市空間の構成や運用のあり方への提言につながっていくことだろう。

キャンパス・リビングラボ・デザイン小委員会は、キャンパス・地域再生WG、大学・地域デザイン小委員会、キャンパス・地域連携小委員会、キャンパス計画小委員会、における研究活動成果を継続・発展させるとともに、新たな大学と地域の連携による都市的課題解決に取り組むため、2021年度から新たに活動を開始しました。