キャンパス・リビングラボラトリ小委員会 研究成果:出版
まちのようにキャンパスをつくり、
キャンパスのようにまちをつかう

~キャンパス再生のデザイン~


 わが国の大学をめぐる情勢は激変しており、キャンパスの環境を維持向上させることが、これまで以上に必要となってきています。  一方でSDGs(国連の持続的開発目標)に示されるように、省エネ省資源に留まらないサステイナビリティへの要求が社会全体で高まるなか、大学が社会に果たす役割にも大きな期待がかけられており、 大学全体が社会の「リビングラボラトリ(生きた実験場)」となることが求められています。
 本書は、日本建築学会 都市計画委員会 キャンパス・リビングラボラトリ小委員会とその前身組織の20年以上にわたる研究成果をふまえ、都市計画・都市デザインと連動したこれからのキャンパス再生の方向性を示す1冊です。 キャンパス計画の実務担当者、大学等経営層、自治体等の関係者だけでなく、建築・ランドスケープ・都市の設計・計画者、研究者、学生等に「まちのようにキャンパスをつくり、キャンパスのようにまちをつかう」というビジョンを、 豊富な海外・国内の先進事例の紹介とともに解説します。

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日本建築学会
ISBN-10: 4818940038
ISBN-13: 978-4818940031
発売日: 2020/1/31


目次

はじめに
本書でとりあげた世界と日本の大学・キャンパス

序 キャンパス再生のデザインとは

1章 キャンパスデザインの系譜、「キャンパス」と「まち」の融合
 1-1 キャンパスの発生と都市の系譜
 1-2 キャンパスと大学町の形成史
 1-3 キャンパスの拡大/縮小・親切/撤退と「まち」との関係
 1-4 キャンパス再生に向けた新展開
 1-5 キャンパスマスタープランの新たな視点
【世界のキャンパスとまち1】ルーヴァン・ラ・ヌーブ

2章 キャンパス再生のデザインコンセプト
 2-1 キャンパスデザインのコンセプト
 2-2 ティーチングからラーニングへ
 2-3 サステイナブルキャンパス
 2-4 都市の縮図としてのキャンパスの発展と更新
 2-5 大学と地域の新たな関係
【世界のキャンパスとまち2】ロンドン大学ゴールドスミス校
【世界のキャンパスとまち3】アアルト大学

3章 キャンパス再生のデザイン戦略
 3-1 都市デザインとキャンパスデザイン
 3-2 コモンを再生するキャンパスのリデザイン
 3-3 キャンパスランドスケープ
 3-4 ウォーカブルキャンパス
 3-5 キャンパス建築における共有性と公開性
 3-6 多様な主体のための連携の空間
 3-7 生活環境としてのキャンパス
 3-8 ゼロエネルギーキャンパスへの挑戦
【世界のキャンパスとまち4】メルボルン王立工科大学
【世界のキャンパスとまち5】ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ

4章 キャンパス再生のマネジメント
 4-1 大学経営におけるキャンパスマネジメント
 4-2 キャンパス空間のデザインマネジメント
 4-3 プロジェクトマネジメント
 4-4 多様な担い手による整備
 4-5 維持管理からつかいこなしのマネジメントへ
 4-6 キャンパスへの参加
 4-7 まちへの参加
 4-8 キャンパス再生のマネジメントを推進する評価の視点
【世界のキャンパスとまち6】デルフト工科大学建築学部棟
【世界のキャンパスとまち7】ポートランド州立大学

おわりに
本書でとりあげた大学キャンパスのリスト