近年、さまざまな音響数値解析手法が広く活用されている。音場の境界条件をモデル化するためには、吸音材の吸音特性データが必要であるが、現状では手軽に利用可能なデータが不足している。 このような背景に鑑み、本小委員会では、数値解析の境界条件として利用可能な吸音特性に関するデータベースを構築する。これらのデータは、吸音特性に関する計測結果の妥当性を検証する際のリファレンスデータとしても利用可能である。これらの目的のため、下記のベンチマーク問題を設定し、 各研究機関による計測データ、および音響理論に基づいた計算データを提供する。
種々の吸音材の有する吸音特性についてベンチマーク問題を設定する。
● ベンチマークの対象とする吸音材料として、「多孔質型吸音材料」、「板状吸音材料」を取り扱う
● 多孔質型吸音材料においては，下記の密度・厚みを有する「グラスウール」および「ポリウール」を対象とする
● 各研究機関による計測結果では、複素表面インピーダンスおよび垂直入射吸音率に関する平均値および標準偏差を示す（計測方法についてはこのページに記載
● 理論計算に基づいた吸音率データは、このページに記載する方法で算出
● 提供している計測データの周波数範囲は、細管：500 Hz～6.4 kHz、太管：50 Hz～1.6 kHzとなっている（これに当てはまらない場合には別途特記する
● 各計測データについては、生データがダウンロード可能である
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CATEGORY
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INDEX
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DENSITY and THICKNESS
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OBJECT
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| A. Porous Absorber | |||
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A-G-1
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24 kg/m3, 50 mm | Glasswools | |
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A-G-2
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32 kg/m3, 25 mm | ||
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A-G-3
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32 kg/m3, 50 mm | ||
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A-G-4
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96 kg/m3, 25 mm | ||
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A-P-1
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10 kg/m3, 50 mm | Polywools | |
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A-P-2
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16 kg/m3, 50 mm | ||
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A-P-3
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24 kg/m3, 50 mm | ||
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| B. Panel Absorber | |||
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