このサイトでは,室内音響指標値の算出手順(プログラム)や考え方を確認するためのベンチマーク問題を公開しています。
本プロジェクトは,日本建築学会・環境工学本委員会・音環境運営委員会・室内音響小委員会に設置されている「インパルス応答予測・計測WG(2021年3月廃止)」により整備されました。ご意見・ご質問等ございましたら,お気軽に管理者までお問い合わせください。
建築空間がもつ音響特性を調べる方法の一つに,インパルス応答を計測し,残響時間などの室内音響指標値を求める方法があります。インパルス応答の計測方法ならびに,主な室内音響指標の定義と算出方法ついては,国際規格 ISO3382-1 に記されています。コンピュータおよび測定機器の発展によって,従前より容易にインパルス応答が計測できるようになってきました。しかしその手軽さから,計測方法や各種指標値の算出方法が ISO に準拠していないケースも増えると予想されます。このような背景を鑑み,本 WG では,室内音響指標値を算出する際に生じるばらつきを低減することを目的として,室内音響指標値の算出手順(プログラム)や考え方を確認するためのベンチマーク問題を設置します。また,IEC60268−16に規定されるSpeech Trasmission Index (STI) についても取り上げます。
日本建築学会 環境工学本委員会 音環境運営委員会 室内音響小委員会
インパルス応答予測・計測WG
(2021年3月廃止)
- 主査 大久保 洋幸(NHK放送技術研究所)
- 幹事 小林 正明 (戸田建設(株)開発センター)
- 幹事 丸井 淳史 (東京藝術大学)
- 委員 朝倉 巧 (清水建設(株)技術研究所)
- 委員 西川 嘉雄 (長野工業高等専門学校)
- 委員 豊田 恵美 ((一財)小林理学研究所)
- 幹事 星 和磨 (日本大学)
- 委員 宮崎 秀生 (ヤマハ(株))
- 委員 矢入 幹記 (鹿島建設(株)技術研究所)
- 委員 安田 洋介 (神奈川大学)
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星 和磨