日本建築学会 建築歴史・意匠委員会
建築論・建築意匠小委員会
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第2回 「生成の場所──森田慶一と堀口捨己の思索をとおして」

第2回担当の京都大学では,わが国の近代において,建築論研究と設計の実践とを先駆的に,自覚的に遂行した二人の建築家,森田 慶一,堀口捨己をとりあげます。森田慶一と堀口捨己の全体像に光をあてることを通して,理論的研究と実践的研究との「交錯」の 意味について考えます。さまざまな問い(古典と浪漫,西洋と日本,伝統と起源,造形と空間構成,近代主義などの諸問題)が,ど のような思索において具体化されうるのか,その「生成の場所」を問い直してみようと考えます。パネリストの講演のあと,小委員 会委員との自由な討論を目論んでいます。相互交流,相互批判の開かれた場となることを期待しています。

日時 :2002年6月29日(土)15:00-17:30
会場 :京都大学工学部建築学科第1講義室
パネリスト:加藤邦男(大阪産業大学),山口 廣(日本大学名誉教授),藤岡洋保(東京工業大学)
司会 :前田忠直(京都大学)
質疑・討論:林 一馬(長崎総合科学大学),崔 康勲(法政大学),岸田省吾(東京大学),小林克弘(東京都立大学), 西田雅嗣(京都工芸繊維大学),田路貴浩(明治大学)

・配布資料あり