日本建築学会 建築歴史・意匠委員会
建築論・建築意匠小委員会
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第3回「建築論と実践的建築設計との架橋」

建築家は,実体としての建物を設計し世に送り出すことで,建築の実践レベルでの文化的役割を担い,そうした具体的な設計活動を 通して考えた事柄を言語化し社会的に表明することで,建築の思想レベルでの文化的役割を担っている。このような現代の建築家の言説活動を純粋な学的体系の中での建築論と呼べるか否かは議論の分かれるところではあるが,建築論の 意義を優れた建築作品創出の土壌であるべきだとする立場にたてば,現実の設計活動に即した言説表明に注目する価値は十分認める ことができる。 そこで,今回のセミナーでは,明快なコンセプトをもとに設計活動をおこなっている建築家をパネリストにむかえ,各自の設計論を 具体的な作品を通して語っていただくことで,現代において,建築論と実践的設計活動を如何に架橋できるかを考えてみたい。

日時 :200年11月9日(土) 14:30-17:00
会場 :東京工業大学百年記念館 第一会議室
パネリスト:武田光史(武田光史建築デザイン事務所),岡河貢(広島大学),曽我部昌史(東京芸術大学)
コメンテーター:坂本一成(東京工業大学),塚本由晴(東京工業大学)
司会 :奥山信一(東京工業大学)

・配布資料あり