日本建築学会 建築歴史・意匠委員会
建築論・建築意匠小委員会
更新情報 本小委員会の概要 活動内容 データベース 関連情報 リンク
第8回ポスター


第8回「方法論を考える」

京都大学の企画になる第8回セミナーでは,建築論研究における「方法論」を取り上げる。 建築論の拡がりとその方法論について は,かつて森田慶一がウィトルウィウスの西洋古典思想を包括的に捉え直し,「全一」としての方法論を提示しているが(「建築論一 般について」,『建築雑誌』,1972.7 所収),近年では「建築なるものの所在」への問いは,空間論,風景論,場所論,環境構成論, あるいは人間存在と自然存在との交錯(キアズム)としての存在論など,さまざまな位相に於いて展開しているといえる。 セミナーでは,パネリストによるそれぞれの方法論についての講演のあと,建築論・建築意匠小委員会委員とパネリストとの討論を 企画している。

日時 :2007年5月12日(土)15:00-18:30
会場 :京都大学吉田構内時計台 国際交流ホール3
主旨説明 :前田忠直(京都大学)
・建築家論から:朽木順綱(京都大学)
・空間構成論から:末包伸吾(神戸大学)
・言説と事象のあいだから:田路貴浩(明治大学)
・風景論から:香西克彦(神戸国際大学)
司会 :西垣安比古(京都大学)
質疑・討論:小林克弘(首都大学東京),林 一馬(長崎総合科学大学),岸田省吾(東京大学),奥山信一(東京工業大学), 西田雅嗣(京都工芸繊維大学),崔 康勲(法政大学),富永 譲(法政大学)ほか

・配布資料あり