日本建築学会 建築歴史・意匠委員会
建築論・建築意匠小委員会
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第10回ポスター


第10回 『建築論事典』をめぐって──建築論と建築の現在を考える──

昨夏,『建築論事典』(日本建築学会編,彰国社刊)が出版され,1996年の建築論・建築意匠小委員会発足以来の課題が果たされ た。昨年度の日本建築学会大会では,これを機会にPD「建築論の諸相」が開かれ,思惟のあり方と方法概念についての内包的な議 論がなされた。第10回担当校の法政大学では,書物の出版を機に,古代ローマの『ウイトルウイウスの建築書』に倣って,歴史学・ 構造学・計画学の立場からの発言を得て,建築論をめぐる外延的な議論を展開したいと思う。建築の人間存在に果たす役割に関する 反省がことのほかクローズアップする現代という時代にあって,その根本知の集成である『建築論事典』は,時代と社会と歴史に問われなければならない宿命にあるからである。

日時 :2009年6月13日(土)15:00-18:00
会場 :法政大学 市ケ谷田町校舎(デザイン工学部)5Fマルチメディア・ホール
主旨説明 :富永 讓 (法政大学)
主題解説 :
・建築史学の立場から:陣内秀信 (法政大学)
・建築構造の立場から:佐々木睦朗(法政大学)
・建築計画の立場から:高橋鷹志(早稲田大学,元東京大学)
司会 :富永 讓
副司会 :高村雅彦(法政大学)
質疑・討論:前田忠直(元京都大学),岸田省吾(東京大学),奥山信一(東京工業大学),田路貴浩(京都大学), 入江正之(早稲田大学),西垣安比古(京都大学),林 一馬(長崎総合科学大学),崔 康勲(法政大学)ほか
まとめ :小林克弘(首都大学東京)

・配布資料あり