住まいのすごろくマップ

第1ステージ 「住まいを決める」

まちなか居住

お住いの地域の中で、バスや鉄道等の公共交通の結節点に、商店や公共施設が集積していて、地域の 中で最も便利でにぎやかな場所を「中心市街地」と呼びます。そのような中心市街地まで徒歩・自転車や公共交通で気軽に行ける範囲を「まちなか」と呼ぶことにします。「まちなか」での暮らしは移動する 際に車に依存しないため、環境にも優しく、持続可能な生活が可能です。

また、まちなかには様々な歴 史や文化があります。車での移動が難しい児童・生徒や高齢者にとってはまちなかでの生活は快適です。 現在は中心市街地が衰退している地域もありますが、これからは政府や自治体による都市再生のとりくみなどによって、まちなかの再整備が進むと予想されます。富山市では公共交通が至便なエリアをお団子として指定し、その中に居住者を誘導しています。鹿児島市でもまちなかの人口が増加してきています。

まちづくり活動にかかわっていくことも大切です。地域全体の人口が減少しつつある中で、将来の生活までも考慮して、まちなか居住を選択肢の一つとして検討してみませんか。