住まいのすごろくマップ

第3ステージ 「住み替えをする」

住まいが空き家となる

空き家をどうしますか

状態の悪い空き家と認定された場合、固定資産税が6倍になるかもしれません(keyword: 特定空家認定 制度)。空き家をただ放置せず、他の人に使ってもらうことも考えてみましょう。空き家は誰かに活用してもらう方が、建物の維持・防犯・地域のためにも有効です。

空き家を売りたい人

空き家の流通に関しては自治体が行う「空き家バンク」が増えていますので、登録してみてもいいでしょう。また、地域の不動産業者に相談するだけでなく、空き家に関する活動をしているNPO(keywords:「NPO 空き家 管理」で検索してみましょう)があればそちらに聞いてみるのも手です。税金面からも、相続後の住宅売却の税金控(keywords:空き家の譲渡所得の3000万円特別控除)などの優遇措置もできましたので、条件があえば積極的に活用しましょう。

空き家を貸したい人

空き家を貸したい場合には、自治体が行う「空き家バンク」が増えていますので、登録してみてもいいでしょう。また、地域の不動産業者に相談するだけでなく、空き家に関する活動をしているNPOがあればそちらに聞いてみるのも手です。建物の状態や立地などに不利な条件があっても個性がある空き家を、こだわりがある住み手に紹介する不動産業者のウェブサイトも増えていますので、そのような条件のために借り手がいるか心配な場合には、そういったところに相談するといいかもしれません。

空き家をしばらくそのままにせざるを得ない人

実家を相続したが、近くに住んでいない、自分の家がすでにある、などの事情で、空き家をしばらくそのままにしておかなければいけない状況もでてくるかもしれません。換気や庭木の管理など、空き家管理を行うサービスも増えていますので、そういったものを利用することも考えられるでしょう。